ダイヤモンドのカラー

ダイヤモンドは一般的に無色透明に近いものほど価値が高くなる
無色透明の最高カラーDから始まり色味を次第に増していき、色が最も濃いライトと呼ばれるＺまで、23段階に評価されている

無色(Colorless)：D・ E・ F
ほぼ無色(Near Colorless):G・H・I・J
ごくかすかな色味(Faint):K・L・M
かすかな色味(Very Light):N・O・P・Q・R・S
色味あり(Light):T・U・V・W・X・Y・Z

GIAのこちらのページを見てみると、色味の違いがよくわかるかと思います

ほとんどの宝石品質のダイヤモンドのカラーグレードは、どの程度無色であるかが基準となります。

色彩の違いは、素人の目では判断できないほど僅かな違いしかない場合もありますが、その微妙な差異がダイヤモンドの品質価値に大きく影響を与えている

カラーグレードがDから始まる理由
GIAのHPによると、D‐Zカラーグレーディングスケールを開発する以前は、他の様々なシステムが漠然と使用されていました。これらには、アルファベット（A、B、C。最高級の石には複数のAを使用）や、アラビア数字（0、1、2、3）およびローマ数字（I、II、III）などが含まれ、「ジェムブルー」や「ブルーホワイト」のような言葉が使用されていました。その結果、これらのグレーディングシステムは一貫性を欠き、不正確でした。 GIAカラースケールの考案者たちは既存のシステムとは一切関係のない新しいシステムを設立するため、それまで最高品質に関連付けられていなかった文字のDから始めることにしました。