春先になると、多くの人が花粉症に悩まされます。くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を和らげるためには、体の内側からのケアも重要です。花粉症の症状を軽減する栄養素を含んだスープを取り入れることで、免疫力を高め、快適に過ごせるようになります。今回は、花粉症対策におすすめのスープレシピを3つご紹介します。
1. 生姜と味噌の免疫力アップスープ
生姜には抗炎症作用があり、鼻づまりを和らげる効果があります。また、味噌には腸内環境を整える乳酸菌が含まれており、免疫力の向上に役立ちます。
材料(2人分)
- 生姜 1片(すりおろし)
- 味噌 大さじ2
- 豆腐 1/2丁(さいの目切り)
- 長ねぎ 1/2本(小口切り)
- だし汁 400ml
- ごま油 小さじ1
作り方
- 鍋にごま油を熱し、生姜を炒める。
- だし汁を加え、豆腐と長ねぎを入れて3分ほど煮る。
- 火を止めて味噌を溶き入れ、完成。
2. レンコンと鶏肉のとろみスープ
レンコンには粘膜を保護するムチンが含まれ、花粉症の症状を和らげる働きがあります。鶏肉と組み合わせることで、タンパク質も摂取でき、免疫力の向上につながります。
材料(2人分)
- 鶏もも肉 100g(食べやすい大きさにカット)
- レンコン 50g(すりおろし)
- にんじん 1/3本(細切り)
- だし汁 400ml
- 醤油 小さじ2
- 片栗粉 小さじ1(水大さじ1で溶く)
- 小ねぎ 適量(仕上げ用)
作り方
- 鍋にだし汁を入れて火にかけ、鶏もも肉を加える。
- アクを取りながら煮込み、にんじんとすりおろしたレンコンを加える。
- 醤油で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
- 器に盛り、小ねぎを散らして完成。
3. 玉ねぎときのこのデトックススープ
玉ねぎには抗酸化作用のあるケルセチンが豊富に含まれており、花粉症のアレルギー症状を和らげる効果が期待できます。きのこ類と組み合わせることで、腸内環境も整えられます。
材料(2人分)
- 玉ねぎ 1/2個(薄切り)
- しめじ 1/2パック
- しいたけ 2枚(薄切り)
- コンソメ 小さじ1
- 水 400ml
- オリーブオイル 小さじ1
- 黒こしょう 少々
作り方
- 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒める。
- しめじとしいたけを加えて炒めたら、水とコンソメを加えて煮る。
- 5分ほど煮込んだら黒こしょうを振って完成。
花粉症対策の食事ポイント
- 腸内環境を整える:発酵食品や食物繊維を摂取することで、免疫力が向上し、アレルギー症状の緩和につながります。
- 抗炎症作用のある食材を活用:生姜や玉ねぎ、きのこ類には抗炎症作用があり、花粉症の症状を軽減するのに役立ちます。
- ビタミン・ミネラルをしっかり摂る:ビタミンCや亜鉛を含む食材を積極的に取り入れ、粘膜を強化しましょう。
花粉症は、日々の食事からも対策が可能です。スープは手軽に栄養を摂れるので、ぜひ今回ご紹介したレシピを取り入れて、快適な春を過ごしてください!
料理が楽しくなるお鍋!